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AGAの副作用はそんなに危険?!正しいAGA治療薬の副作用と発生率とは

正しいAGAの副作用とリスク


このページではこれからAGA治療を検討している方に向けて、薬の副作用についての考え方や、様々なAGA治療薬それぞれの副作用やそのリスクを医学的な見地から詳しく解説していきたいと思います。

特に最近ではAGA治療薬の副作用で「心臓が破裂する」「性欲が減退する」などの、ただ危機感をあおるだけの無根拠な記事が非常を良く見るようになり、こういった記事を見てAGA治療に対してただ漠然と「危ないもの」と感じてしまう人が増えています。

しかし、まず結論からお伝えするとAGA治療に重篤な副作用が起るケースは稀です。またAGAに限らず副作用の無い薬はありません。しっかりAGA治療に伴う副作用とリスクを把握して医師の元で管理すればAGA治療は安全です。

ではなぜこういった結論に至るのかを、それぞれのAGA治療薬にどんな副作用やリスクがあり、そもそもどの程度の確率で発症するのか等を医学的な見地から正確に皆様にお伝えをしていきたいと思います。

 

薬の副作用に関しての考え方

AGAの副作用に関してお伝えする前に、まず薬の副作用とは一体どんなものなのかという考え方について理解をしておくことが非常に重要です。

というのも一般的に「副作用=怖い」「副作用=悪者」のイメージがありますが、考え方を変えると薬が体にしっかり作用を及ぼしているという事が分かるという側面もあるからです。

まず、一番大事な事をお話ししておくと、AGA治療薬に限らずドラッグストアに出回っているような風邪薬や湿布薬も含め、日本で販売及び処方される薬は例外なく副作用があります。

作用と反作用の関係の様に、薬は効能や作用があれば必ず副作用がありこれらはいずれも1セットです。また薬によっては同一の効果でも一定以上は主作用、それを超えると副作用と呼ぶ場合もあります。

こういった状況を鑑みると、まず必要以上に薬の副作用に対して必要以上に敏感になったり臆病になる必要は無いことが分かります。特に病院で処方される薬を飲む場合に医師の元で副作用を管理していくことが重要です。
 

様々なAGA治療薬と多種多様な副作用

では、薬の副作用がどのような物か説明した上で、AGAの副作用と呼ばれる様々な治療薬の副作用やリスクを説明していきたいと思います。なお、AGA治療薬にどんな薬があるかは、こちらのページ(AGA治療薬の気になる効果と副作用を徹底解説)でも解説しているので、参考にしてみてください。

 

【内服薬】フィナステリド(プロペシア)の副作用

プロペシア(フィナステリド)
日本で最も処方されている代表的なAGA治療薬がこのプロペシア(フィナステリド)です。

米国メルク社が前立腺肥大症の薬の臨床試験中に、偶然特定の被験者に副作用として発毛効果が発見され、日本では2005年12月にMSD製薬(旧万有製薬)がプロペシア(主成分:フィナステリド)という商品名で病院やAGA治療の専門機関に対して卸販売をしています。原則として医師の処方が無い限り入手することは出来ない薬です。

 

副作用の発症率

国内のMSD製薬の臨床試験では以下の2回の試験が実施されています。

<1回目>
48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。主な症状はリビドー減退 3 例(1.1%)、勃起機能不全 2 例(0.7%)

<2回目>
48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象943例中 5 例(0.5%)に 5 件の副作用が認められた。主な症状はリビドー減退 2 例(0.2%)、肝機能障害 2 例(0.2%)等。

この実験データからリビドー減退は0.2%~1%程度の発生率。勃起機能不全は0.7%、肝機能障害は0.2%という副作用発生率です。ちなみにバイアグラの主な副作用の発生率が10%前後であることを考えると、非常に安全性の高い薬であることは明確です。

なお、二重盲検比較試験とは、処方する医師も被験者にも薬の内容や効果を知らせることなく、2グループに分けて片方には本物の薬を、片方には本物の薬のように見えるブドウ糖や乳糖(副作用はない)を一定期間投与します。そして、実際に有効成分のある薬の副作用を訴えた被験者とプラセボ(偽薬)で副作用を訴えた被験者のデータを比較して、本当の薬の副作用のリスクを算出する方法です。

 

副作用の症状

このフィナステリド(プロペシア)には以下の様な副作用が発症するケースがあります。

・過敏症:瘙痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫
・生殖器:睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下・勃起機能不全
・肝臓:AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇
・その他:乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい

代表的なフィナステリド(プロペシア)の副作用の症状を詳しく説明していきたいと思います。
 

副作用:リビドー(精力)減退

リビドーとは性的欲求のことを指し、一般的には精力減退や性欲減退と言われています。またケースによっては精液は薄くなるなどの症状も報告されています。

なお日本ではフィナステリド(プロペシア)の精力減退が度々話題になることがあります。その要因の1つとして薬の純粋な副作用以外に治療者の平均年齢の高さも考えられます。製薬会社の臨床データは様々な年齢の対象者を用意しますが、実際にAGA治療をしている方の多くは30代~50代です。これが何を意味するかというと、加齢による男性ホルモン現象に伴う精力減退と混同されている可能性も考えられるからです。

 

副作用:勃起機能不全

勃起障害(インポテンス)と呼ばれ、勃起できない、あるいは勃起を持続できない状態になる場合があるとAGA治療を受けた患者から副作用として報告されています。プロペシアの服用により、勃起障害が起こるなどとネットではよく書かれています。ですが、これらの臨床データからすれば副作用が起こる可能性は低いということになるので、気にし過ぎる必要はありません。、もしご夫婦で子供をつくろうとお考えでしたら、医師に相談して今後の治療方針を相談してみるのもいいかもしれません。

 

副作用:肝機能障害

肝機能障害には2つの種類があり、症状に現れないAST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)やALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)の数値の異常のケース、もう1つは症状に現れる黄疸・倦怠感・腹水などがあり、風邪に似た症状が現れるケースもあります。肝臓は人体において代謝と解毒という非常に重要な役割を担っていますので、何か変調を感じた場合には直ぐに医師に相談しましょう。

 

プロペシア(フィナステリド)の副作用関連情報

プロペシア(フィナステリド)の効果と副作用
5α-還元酵素Ⅱ型阻害薬 プロペシアの添付文章(PDF)
 
 

【外用薬】ミノキシジルの副作用

ミノキシジル外用薬(ロゲイン)
ミノキシジル外用薬というと聞き覚えがない方が多いと思いますが、これはCM放映をしている「リアップ」の主成分の事です。海外ではロゲインという薬品名で販売されています。ファイザー(旧アップジョン社)が開発し、当初は高血圧の経口薬として利用されていましたが、副作用として発毛効果が発見され、発毛薬として注目されました。その後、AGAの治療薬として研究開発された薬です。
 

副作用の発症率

リアップX5臨床試験において発現率8.0%で副作用が認められています。8.0%というと比較的高い数値におもわれますが、その主訴は「頭皮のかゆみ、かぶれ」である為、症状としては比較的軽度といえます。
 

副作用の症状

このミノキシジルの外用薬には以下の様な副作用が発症するケースがあります。

・過敏症:頭皮の発疹、発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ
・循環器:胸の痛み、心拍が速くなる
・その他:原因不明の急激な体重増加、手足のむくみ

代表的なミノキシジルの外用薬の副作用の症状を詳しく説明していきたいと思います。
 

副作用:頭皮の発疹

リアップなどの外用薬は有効成分のミノキシジルを液体に溶かすために、アルコールなどの溶液が含まれています。これに皮膚が過敏に反応した際に頭皮の赤みや発疹、かぶれなどの症状が現れます。

 

副作用:むくみが出る

ミノキシジルの血管拡張の作用により、血管の血液量が増えることで一時的に血液濃度が薄くなります。それに伴い、人間のホメオスタシス(常に内部環境を一定の状態に保ち続ける働き)が作用して、血液濃度を一定の濃度に戻す為に、血管から血管周りの細胞にどんどん水分を吐き出して血液の水分量を減少させます。それにより、血管周りの細胞が水分で膨張し、足や顔がむくんでしまう症状が出ます。

 

ミノキシジル外用薬の副作用関連情報

ミノキシジルの効果と副作用
リアップX5プラス|大正製薬株式会社
 
 

【内服薬】ミノキシジルの副作用

ミノキシジル内服薬(ミノキシジルタブレット)
海外では発毛薬として「ロニテン」「ミノキシジルタブレット」「ノキシジルタブレット」という名称でミノキシジル内服薬が流通していますが、日本国内では厚生労働省の許可は下りていません。現状は各AGAクリニックが個別に海外から輸入をして患者に処方をしている薬です。非常に高い発毛効果が期待されており、最近ではAGA治療を専門で行っているクリックや病院ではおよそ90%以上が処方しているプロペシア(フィナステリド)に次ぐ定番薬となりつつあります。
 

副作用の発症率

国内の企業や医療機関による臨床試験のデータはありません。なお、ヘアメディカルでは10年以上のミノキシジル内服薬を処方していますが大きな医療事故に発展したケースは無いようです。ただ、多くのAGAクリニックでは血圧や循環器系に病気を持っている場合には処方がされないケースがほとんどの様です。
 

副作用の症状

このミノキシジルの内服薬には以下の様な副作用が発症するケースがあります。なお、ミノキシジル外用薬は頭皮のかぶれなどの副作用がメインでしたが、内服薬は薬の吸収率が高い為、血圧系の副作用の症状が多く現れる傾向になります。

・皮膚:多毛症
・循環器:胸痛,心拍数増加,動悸,息切れ,呼吸困難,うっ血性心不全,
・その他:原因不明の急激な体重増加、手足のむくみ

代表的なミノキシジルの内服薬の副作用の症状を詳しく説明していきたいと思います。
 

副作用:多毛症

発毛効果が高い弊害として髪の毛だけでなく腕や足など体毛が太くなる傾向があります。ただ狼男の様に全身から毛が生える訳ではなく、既に生えている体毛1本1本が太くなる程度なので、男性はそこまで気にする必要はないでしょう。ただ、女性の場合は脱毛エステなどにも通っている場合が多いと思いますので注意してください。

 

副作用:うっ血性心不全

一時的に血液量や増える事で心臓のポンプ機能が追いつかなくなり、抹消主要臓器の需要に見合うだけの血液量を排出できない状態で、肺や体静脈系にうっ血をきたします。うっ血性心不全になると、むくみ、息切れ、呼吸困難、動悸・倦怠感など全身に支障をきたす状態になります。

 

ミノキシジル内服薬の副作用関連情報

ミノキシジルの効果と副作用
 
 

【内服薬】ザガーロ(デュタステリド)の副作用

ザガーロ(デュタステリド)
2016年6月13日にAGA新薬として発売された薬ですが、日本皮膚科学会によって策定された「男性型脱毛症診療ガイドライン」において、プロペシア(フィナステリド)とミノキシジル外用薬と並んで推奨されているA評価の薬です。作用機序や効果はプロペシアと似ており、男性ホルモン(テストステロン)と5α還元酵素(5αリダクターゼ)ⅰ型とⅱ型の2種類の結合を阻害する阻害薬です。
 

副作用の発症率

ザガーロ(デュタステリド)を開発及び製造しているグラクソ・スミスクライン社の臨床試験では副作用の発現率は、ザガーロ0.5mg群16%、0.1mg群21%と報告されています
 

副作用の症状

このザガーロ(デュタステリド)には以下の様な副作用が発症するケースがあります。

・過敏症:瘙痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫
・生殖器:睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下・勃起機能不全
・肝臓:AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇
・その他:乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい

代表的なザガーロ(デュタステリド)の副作用の症状を詳しく説明していきたいと思います。
 

副作用:瘙痒症

皮膚に発疹や赤みなどの外見的変化はないものの、かゆみだけが発生する症状です。また、全身性や限局性(特定の箇所)の2つのケースに別けることが出来ます。

 

副作用:血管浮腫

血管浮腫は別名でクインケ浮腫と呼ばれます。唇、皮膚、瞼など皮膚の薄い場所が突然腫れ始めて数時間で浮腫が完成、その後3日程度で完全に消失する症状を指します。

 

ザガーロ(デュタステリド)の副作用関連情報

ザガーロ(デュタステリド)の効果と副作用

ザガーロ添付文章(PDF)
 
 

AGA治療薬の副作用を最低限に抑える方法

AGA治療においてこれらのAGA薬を飲むの事は必要です。しかし、出来れば副作用やリスクを出来る限り抑えてAGA治療を行いたいですよね。そこで出来る限りAGAの副作用やを抑えて、安心してAGA治療を行うための重要な4つのポイントを紹介していきたいと思います。
 

副作用を抑えるポイント1:個人輸入したAGA治療薬は服用しない

体調や症状に合わせて薬の濃度を調整できるのは医師だけです。その為、副作用やリスク管理も医師に行ってもらうことが最も安全であり安心できます。しかしながら、個人輸入をした場合には、薬の濃度や薬の飲み合わせなどの副作用やリスク管理を全て自分で行わなければなりません。また、重篤な副作用が発生した場合には全て自己責任になります。また、そもそも薬が正規品ではなく偽薬で、それが原因で予期しない副作用が発生するケースもあります。

特にプロペシアに関しては厚生労働省でも「プロペシアは我が国でも承認されており、医師の処方せんが必要な医薬品になっております。安易な個人輸入は行わず、必ず医療機関を受診し、医師の処方により正しく服用するようにしてください。 」とHPで注意喚起をしており、個人輸入は非常にリスクの高いAGA治療です。(参照:厚生労働省HP

 

副作用を抑えるポイント2:AGA治療薬の用法、用量を守る

早く風邪を治したいからといって、1日1回の風邪薬を1日に10回も飲む人はいないと思います。AGA治療薬も同じ様に1日に適切な薬の用量、用法があります。また、薬にも使用期限があるので、通院を辞めて置いてあった数年前の薬を、また薄毛の症状が出始めたので、使用期限を確認せずに服用するなどの行為は予期せぬ副作用が起こる可能性があるのでやめましょう。
 

副作用を抑えるポイント3:医師に自分の体質や病歴を伝える

基本的にAGAクリニックでは薬の処方をしてもらう前に血液検査を実施するところがほとんどですが、それで医師が自分の全てを把握してくれる訳ではありません。医師との診察時に体質や過去の病歴、副作用の経験や服用中の薬などをしっかり伝えることで、医師が薬の処方の際にしっかりと副作用のリスクコントロールをしてくれます。
 

副作用を抑えるポイント4:AGA治療薬を理解する

処方された薬と一緒に飲んではいけない薬や、どの様な体の変調や症状が副作用の兆候になるかなど、事前に医師や看護師に薬のことをしっかりと聞いて理解しておくことで、副作用に敏感になることなく安心してAGA治療をすることが出来ます。
 


 

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